YAMAHA TX802用定義ファイル

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定義ファイル本体(xml)
※上記のファイルを右クリック-「対象をファイルに保存」でダウンロードし、Dominoの「Module」フォルダ内に置いてください。

説明
・Dominoの音色マップとコントロールチェンジイベントをFM音源のモジュールであるYAMAHA TX802に対応させ、 Dominoから演奏はもちろん音源のコントロールや音色のエディットができるようになります。
・音色名やコントロールチェンジイベントの記述やフォルダ配置は「TX802取扱説明書」の「MIDIデータフォーマット」に準じています。

設定・注意事項等
・Dominoの設定
「ファイル」-「環境設定」で一覧の「MIDI-OUT」から以下のとおり設定して下さい。
・「MIDI OUTデバイス」は使用するTX802が接続されているデバイスを選択してください。
・「音源」は「YAMAHA TX802」を選択してください。
・TX802の設定
基本的に初期設定状態で動作するようになっていますので、可能ならシステムの各パラメータを初期設定に戻しておくと良いかと思います。 また、データを正しく演奏させるためには、パフォーマンスをリセットして「init perf」を選択しておくのが良いかと思います。
「Yamaha TX802 Tips & Tricks 」によると、以下の方法でシステムの設定を初期設定に戻すことができるようです。 ただし、内蔵RAMに保存してあるデータは上書きされてしまいますので、特に支障が無い場合にのみ行ってください。
・[8]と[9]を押しながらTX802の電源を入れる。
・[ENTER]を押す。
・[YES]を押し、指示に従ってTEST-56までを実行する。
・TEST-56で[ENTER]を押しながら[YES]を押す。
・TEST-57で[YES]を押す。
・電源を入れ直す。
(TEST-57でカートリッジからのデータロードをしない場合、内蔵RAMに保存してあるパフォーマンスやボイスの設定はそのまま残るようです。)
・新規作成時のデフォルトデータについて
デフォルトデータはTX802を8CHマルチティンバー(各チャンネルの発声数は最大2音)のDTM音源として使用することを想定して作成してあります。
古いMIDI音源であるTX802は一般的なDTM音源とは違い、音源をリセットする命令は当然ありませんので、 すべてのコントローラーのパラメーターを初期化または設定する項目をデフォルトデータに盛り込んであります。
システムとパフォーマンスについては、本体での設定を生かせるようMIDI受信チャンネルの設定のみとしています。
・プログラムチェンジについて
TX802の初期設定状態ではプログラムチェンジを受信すると音色ではなくパフォーマンスが切り替わります。
システム設定を変えてプログラムチェンジで音色を切り替えることもできますが、 音色のバンク切り替えはプログラムチェンジではできないので、 結局は新規作成時のデフォルトデータのように単純にCCMで音色を切り替えた方が無難かと思います。
従って「プログラムチェンジイベントのプロパティ」でバンクごとの音色名が表示されてはいますが、 この画面で音色を選択してもバンクの切り替えは行われず、本体で選択しているバンクの音色が発音されますのでご注意ください。

注意事項
・ファイルそのものの転載は不可としますが、記述されているデータ類は自由に流用して使ってください。
・各ファイルを使用することによって発生するいかなる結果も作者は責任を負いません。
・不具合等がある場合はメール等で連絡してください。

更新記録
2017. 1.15 公開。
2020. 5. 9 音色名の表示形式を変更し、ボイスナンバーセレクトやダンプリクエストの一部が正しく動作しない不具合を修正。デフォルトデータを一部変更。(チャンネルモードメッセージを削除)

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