YAMAHA RX7用定義ファイル

ダウンロード
定義ファイル本体(xml)
※上記のファイルを右クリック-「対象をファイルに保存」でダウンロードし、Dominoの「Module」フォルダ内に置いてください。
初期テンプレート(dms)
※初期テンプレートを使用すると、RX7内で記憶しているボイス・パフォーマンス・システムの設定を一旦すべて初期値(出荷時のデータ)に戻すので、使用する場合は十分ご注意ください。

説明
・Dominoの音色マップとコントロールチェンジイベントを古いリズムマシンであるYAMAHA RX7に対応させ、DominoからRX7を本体内蔵のシーケンサーを使わずにコントロールできるようになります。
・初期テンプレートには音源の設定項目をあらかじめ盛り込んでありますので、音源の初期化や各種設定をDominoから行うことにより、古い音源にありがちな難しい設定をすることなく、RX7をDTM音源と同じような感覚で使用してデータを作成することができます。

設定等
・Dominoの設定
「ファイル」-「環境設定」で一覧の「MIDI-OUT」から以下のとおり設定して下さい。
・「MIDI OUTデバイス」は使用するRX7が接続されているデバイスを選択してください。
・「音源」は「YAMAHA RX7」を選択してください。
・RX7の設定
チャンネル・メッセージをオンに、デバイス・ナンバーを1に設定してください。
この設定を行うことによりDominoからのデータをRX7で受信できるようになります。本体での具体的な設定方法は以下の通りです。
・「MIDI」「JOB」「0」「1」の順に押し、画面の「Ch Message」が「off」になっていたら「+1 YES」を押して「on」にします。
・「MIDI」「JOB」「0」「7」の順に押し、画面の「Device# = 」が「01」になっていなかったら「-1 NO」と「+1 YES」で設定値を変えて「01」にします。
・初期テンプレートについて
新規作成時の初期データには、本体で記憶してるボイス・パフォーマンス・システムの設定を使用してデータを作成することを想定しているため、最低限のコントロールチェンジイベントしか配置してありません。
本体で記憶しているボイス・パフォーマンス・システムの設定を使用せず、各種設定をMIDIデータ側で行うようなDTM音源的な使い方をする場合、初期テンプレートを使用してデータを作成するとよいかと思います。
初期テンプレートには、音源を初期化するバルクダンプや各チャンネルを設定するコントロールチェンジイベントがあらかじめ含まれているので、特に難しい設定をすることなくRX7をDTM音源と同じような使い方ができます。
ボイスパラメータについては、「挿入」->「テンプレート」で追加できるようになっていますので、必要な場合は各チャンネルに記述してあるコメント(Voice Edit)の直下に追加してください。

ただし、初期テンプレートを使用した場合、本体で記憶しているボイス・パフォーマンス・システムの設定をすべて初期化しますので、本体で記憶している設定を変えたくない場合は、絶対に初期テンプレートを使用しないでください。
また、「Damp」をoffにしているので、10chのリズムトラックではGateの長さ分しか発音しません。デフォルトのままで入力するとGateが「1」になり、変更しないとほとんど発音されないので、入力の際は十分注意してください。
・その他
「-1 NO」「+1 YES」「STOP/CONTINUE」「START」を同時に押しながら電源を入れると、本体のすべての設定をリセットすることができますので、本体の設定がおかしくなったり不具合が出た場合に試してみるとよいかと思います。
ただし、ボイスのパラメーターは初期値ではなくリセットされてしまうので、ボイスのパラメーターを初期値に戻す場合は、初期テンプレート内に記述してあるバルクダンプを送信してください。

注意事項
・ファイルそのものの転載は不可としますが、記述されているデータ類は自由に流用して使ってください。
・各ファイルを使用することによって発生するいかなる結果も作者は責任を負いません。
・不具合等がある場合はメール等で連絡してください。

更新記録
2013.11.30 公開。
2014. 1.19 ボイスパラメーターセットを追加。初期データと初期テンプレートを修正。 詳しくはこちらを参照

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