YAMAHA MU1000EX用定義ファイル

β版
・MU2000EX用定義ファイルからサンプリングに関するマップを削除しただけのベータ版です。
・動作確認及び検証を行っていません。使用は自己責任でお願いします。
・動作確認が済めば正式公開となりますので、不具合や訂正の報告をお待ちしております。掲示板やweb拍手のコメント(匿名)でお気軽にどうぞ。人柱(協力者)の申出も大歓迎です。

ダウンロード
定義ファイル本体(xml)
※上記のファイルを右クリック-「対象をファイルに保存」でダウンロードし、Dominoの「Module」フォルダ内に置いてください。

説明
・Dominoの音色マップとコントロールチェンジイベントをYAMAHA MU1000EXに対応させます。 通常のMU1000でも使用することはできますが、EXで拡張されたエフェクトはDomino上で選択しても当然使用することができません。せっかくなのでEXにアップデートしましょう。
・新規作成時の初期データに音源の設定項目をあらかじめ盛り込んでありますので、RPNやエクスクルーシブ等を意識することなく音源の性能を活かしたデータを作成することができます。
・各種エフェクト(Reverb・Chorus・Variation(Insertion/System)・Insertion Effect 1〜4)のパラメーターセットも用意してあります。
・音色マップやコントロールチェンジイベントの記述やフォルダ配置は、本体に付属のMU1000取扱説明書、MU1000/MU2000リストブックおよびMU1000 Extended Edition追加機能説明書に準じています。
・コントロールチェンジイベントの機能は、本体に付属のMU1000取扱説明書およびMU1000 Extended Edition追加機能説明書のとおりですので、使用方法等はそちらを参照してください。
・別に公開しているGM1・GM2対応音源用定義ファイルとは上位互換がありますので、GM1・GM2対応音源用定義ファイルを使用して作成されたデータはそのまま使用することが出来ます。

設定等
・Dominoの設定
「ファイル」-「環境設定」で一覧の「MIDI-OUT」から以下のとおり設定して下さい。
・「MIDI OUTデバイス」は「YAMAHA MU1000-1〜8」または使用するMU1000EXが接続されているデバイスを選択してください。
・「音源」は「YAMAHA MU1000EX」を選択してください。
・コントロールチェンジイベントの使用チャンネルの設定について
マルチパートパラメーターチェンジのコントロールチェンジイベントではGateに「A1」や「C10」などの値を設定するようになっています。
これはコントロールチェンジイベントを使用するチャンネルを設定するもので、例えば「A1」はAポート(「MIDI OUTデバイス」の「YAMAHA MU1000-1」)の1チャンネルを、 「C10」はCポート(「MIDI OUTデバイス」の「YAMAHA MU1000-3」)の10チャンネル示していて、「A1」から「D16」まで設定できるようになっています。
よってマルチパートパラメーターチェンジのコントロールチェンジイベントを追加した場合は、Gateに使用するチャンネルに合わせた値を設定してください。
・各種エフェクトの設定
各種エフェクトに関するコントロールチェンジイベントはデフォルトデータのセットアップトラックにあらかじめ配置してありますので、簡単に各種エフェクトのタイプなどを設定することができます。
ただし、各エフェクトを細かく設定するためのパラメーターはデフォルトデータにおいては省いてありますので、以下の通りエフェクトのパラメーターセットを選んで追加してください。
・イベントリストで使用するエフェクトタイプを設定し、カーソルの位置をそのままにしておきます。
・「挿入」-「コントロールチェンジ(複数)」から「Effect Parameter Set」フォルダを開き、各エフェクトのフォルダ(Reverb・Chorus・Variation(Insertion/System)・Insertion Effect 1〜4)を開きます。
・使用するエフェクトタイプのフォルダを選択し、「OK」を押すとエフェクトパラメーターがイベントリストに挿入されます。
・エフェクトパラメーターを挿入するとエフェクトタイプを設定するコントロールチェンジイベントが2つになるので、同じエフェクトタイプが表示されていることを確認の上、どちらかを削除してください。
・バリエーションエフェクトの設定項目について
「Variation Connection」の設定値によって設定可能な項目が変わりますので、設定値にあわせてデフォルトデータのコントロールチェンジイベントを以下の通り削除してください。
・「Variation Connection」の設定値が「Insertion」の場合
CCM461「Variation Return」
CCM462「Variation Pan」
CCM463「Send Variation To Reverb」
CCM464「Send Variation To Chorus」
を削除し、
CCM466「Variation Part Number」
のみ残して使用するチャンネルを設定してください。
・「Variation Connection」の設定値が「System」の場合
CCM466「Variation Part Number」
のみ削除し、
CCM461「Variation Return」
CCM462「Variation Pan」
CCM463「Send Variation To Reverb」
CCM464「Send Variation To Chorus」
を残して設定してください。

注意事項
・ファイルそのものの転載は不可としますが、記述されているデータ類は自由に流用して使ってください。
・各ファイルを使用することによって発生するいかなる結果も作者は責任を負いません。
・不具合等がある場合はメール等で連絡してください。

更新記録
2009. 1.11 β版公開。
2009. 1.24 各種エフェクトのパラメーターセットにミスがあったので大幅修正。
2009. 2.11 下位機種との互換性を確保するため、各種エフェクトのパラメーターセットを大幅修正。
2020. 4.26 デフォルトデータを一部変更。(Variation Connectionの初期設定値等を修正、インサーションエフェクトを設定するトラックを統合、コースチューニング・ファインチューニングの位置を移動、Gateでチャンネルの設定が必要なCCMを削除。)

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